韓国ドラマの名作をじっくり見たいけれど、「歴代ランキング」を調べるとサイトごとに順位がバラバラで、本当に人気だった作品がどれなのか分からなくなっていませんか?
この記事では、韓国ドラマの歴代ランキングを、韓国での最高視聴率という客観的な数字と、日本で長く愛されてきた名作の2つの軸で紹介します。
地上波とケーブル局の視聴率ランキングの違いや、数字を見るときの注意点も解説します。
数字の根拠と作品の見どころを一緒に知っておけば、ランキングに振り回されずに、自分にとっての1本を歴代の名作から選べるようになります。
今の人気作から探したい人は、韓国ドラマの人気ランキングもあわせてどうぞ。
韓国ドラマのランキング歴代1位は視聴率65.8%の『初恋』

韓国ドラマの視聴率ランキングで歴代1位は、1997年の最終回で65.8%を記録したKBS2の『初恋』です。
ペ・ヨンジュンとチェ・ジウが共演した作品で、それまでの最高記録だったMBCの『愛が何だって』を上回りました。
1990年代から2000年代の初めは、家族そろって地上波のドラマを見るのが当たり前だった時代で、最高視聴率が60%を超える作品がいくつも生まれています。
ケーブル局や総合編成チャンネル(JTBCなど)の作品に限ると、歴代1位は2020年の『夫婦の世界』の28.4%(ニールセン・コリア全国)です。
見られ方が大きく変わった今は、Netflixなどの配信サービスの視聴ランキングも、人気を測る大事な物差しになっています。

韓国ドラマの歴代視聴率ランキング(地上波)

地上波の歴代視聴率ランキングの上位は、1990年代の作品が並びます。
1位:初恋(KBS2・1996〜1997年)
貧しくても前向きに生きる一家と、身分違いの初恋を描いた作品です。
ペ・ヨンジュンの出世作として知られ、チェ・ジウと初めて共演した作品でもあります。
日本でもNHKのBS2で、海外向けに再編集された版が吹き替えで放送されました。
最高視聴率60%台の名作
『初恋』に続いて、最高視聴率が60%台に達した作品には、MBCの『愛が何だって』(1992年)、SBSの『砂時計』(1995年)、MBCの『ホジュン~宮廷医官への道~』(1999〜2000年)があります。
KBS2の『젊은이의 양지(若者の陽地)』(1995年)の62.7%、KBS1の歴史大作『太祖王建』(2001年)も60%を超えました。
このうち日本で見やすいのは、医術で王の主治医になった名医の一代記『ホジュン』です。
最高視聴率50%台の名作
50%台には、日本でも大人気になった『宮廷女官チャングムの誓い』(MBC・2003〜2004年)が入ります。
2006〜2007年の『朱蒙(チュモン)』(MBC)も、最終回で51.9%を記録しました。
視聴率の数字は調査会社や集計の範囲で少しずつ違うので、同じ条件の数字どうしで比べることが大切です。
この記事では、2つ以上の資料で一致した数字か、調査会社を添えた数字を載せています。
ケーブル局・JTBCの歴代視聴率ランキング

tvNやJTBCなど、地上波以外のチャンネルは見られる家庭が限られるため、視聴率は地上波より低めに出ます。
そのため、地上波とは別に比べるのが一般的です。
地上波以外の歴代上位5作品
ニールセン・コリアの全国の数字で、執筆時点で確認できた上位は次のとおりです。
- 夫婦の世界(JTBC・2020年)28.4%
- 財閥家の末息子(JTBC・2022年)26.9%
- 涙の女王(tvN・2024年)約24.9%
- SKYキャッスル~上流階級の妻たち~(JTBC・2018〜2019年)23.8%
- 愛の不時着(tvN・2019〜2020年)21.7%
『涙の女王』は、tvNのドラマとして歴代1位の記録です。
上位作品の見どころ
『夫婦の世界』は、キム・ヒエ主演の不倫と復讐の物語で、大人向けのドロドロ劇の代表作です。
『財閥家の末息子』は、ソン・ジュンギ主演の転生と復讐のドラマで、財閥一家の後継者争いにスカッとできます。
『涙の女王』はキム・スヒョンとキム・ジウォン、『愛の不時着』はヒョンビンとソン・イェジンが主演したラブストーリーで、どちらも日本での人気も高い作品です。

歴代視聴率ランキングの注意点
視聴率の数字は調査会社や集計の範囲で少しずつ違うので、同じ条件の数字どうしで比べないと順位を取り違えることがあります。
tvNやJTBCなど地上波以外のチャンネルは見られる家庭が限られるため、視聴率は地上波より低めに出ます。
Netflixなど配信サービスの作品には視聴率がないので、このランキングだけでは今の人気作は選べません。
最近の人気作から選びたい人は、Netflixの韓国ドラマ人気ランキングのほうが合います。
2000年代以降の地上波の大ヒット作

2000年代以降の地上波にも、日本で知られた大ヒット作があります。
太陽を抱く月(MBC・2012年)
キム・スヒョンとハン・ガインが主演した恋愛時代劇で、最高視聴率は42.2%(AGB全国)です。
2010年代の作品としては、とびぬけた数字です。
「太陽の末裔 Love Under The Sun」(KBS2・2016年)
ソン・ジュンギとソン・ヘギョが主演した、軍人と医師のラブストーリーで、最高視聴率は38.8%(AGB全国)でした。
冬のソナタ(KBS2・2002年)
ペ・ヨンジュンとチェ・ジウが主演した全20話の恋愛ドラマで、韓国での最高視聴率は28.8%(AGB全国)です。
数字だけ見ると上位ではありませんが、日本では2003年から2004年にかけて放送されて「冬ソナ現象」と呼ばれるほどの大ブームになり、日本で韓国ドラマが知られるきっかけになりました。
日本で愛される韓国ドラマの歴代の名作

視聴率の順位とは別に、日本で長く愛されてきた韓国ドラマの名作を紹介します。
ラブストーリーの名作
『愛の不時着』は、北朝鮮に不時着した韓国の財閥令嬢と、北朝鮮の軍人の恋を描いた作品で、2020年ごろの日本の韓国ドラマ人気を一気に広げました。
コン・ユとキム・ゴウンが主演した『トッケビ~君がくれた愛しい日々~』(tvN・2016〜2017年)も、何度も見返したくなる名作として名前が挙がる作品です。
スカッとする・考えさせられる名作
パク・ソジュンが主演した『梨泰院クラス』(JTBC・2020年)は、父の敵である大企業への復讐と、仲間との成長を描いた作品です。
パク・ウンビンが主演した『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』(ENA・2022年)は、自閉スペクトラム症の新人弁護士の成長を描き、最高視聴率17.5%(ニールセン全国)を記録しました。
世界で見られた名作
イ・ジョンジェが主演した『イカゲーム』(Netflix・2021年)は、命がけのゲームを描いたサバイバルドラマで、韓国ドラマを世界中に広めた作品です。
配信サービスの作品には視聴率がないので、歴代の名作を選ぶときは視聴率だけでなく、配信の視聴ランキングや評判も合わせて見るのがおすすめです。
いま配信で見られている作品は、Netflixの韓国ドラマ人気ランキングでまとめています。

よくある質問

韓国ドラマで歴代最高視聴率の作品は何ですか?
1997年に最終回で65.8%を記録したKBS2の『初恋』です。
ペ・ヨンジュンとチェ・ジウが出演した作品で、日本でもNHKのBS2で吹き替え版が放送されました。
韓国ドラマの人気ランキングで歴代の名作を1本だけ選ぶなら?
初めて見るなら、日本での人気と見やすさを兼ね備えた『愛の不時着』がおすすめです。
時代劇が好きなら『宮廷女官チャングムの誓い』、泣きたいなら『冬のソナタ』も定番です。
最近の韓国ドラマの視聴率が昔より低いのはなぜですか?
チャンネルが増え、配信サービスで見る人が多くなったからです。
そのため、今の作品は昔の地上波の作品と数字をそのまま比べることはできません。
ケーブル局の韓国ドラマの歴代1位は何ですか?
JTBCの『夫婦の世界』(2020年)の28.4%(ニールセン・コリア全国)です。
2位は同じJTBCの『財閥家の末息子』(2022年)の26.9%です。
韓国ドラマの歴代ランキングはサイトによって違うのはなぜですか?
視聴率で並べるか、人気投票で並べるか、配信の再生数で並べるかで、順位が大きく変わるからです。
ランキングを見るときは、何を基準にした順位なのかを最初に確かめてください。
昔の名作の韓国ドラマはどこで見られますか?
作品によって、U-NEXTやPrime Videoなどの配信サービスや、BSの再放送で見られることがあります。
配信先は変わることがあるので、見る前に各サービスの作品ページで確認してください。
韓国ドラマをまとめて見たい人は、U-NEXTの韓流・韓国ドラマ特集ページ
で配信中の作品を探せます。
配信状況は変わるので、見る前に作品ページで確認してください。
まとめ:歴代の韓国ドラマは視聴率と日本での人気の両方で選ぶ

韓国ドラマの歴代ランキングのポイントをまとめます。
| 知りたいこと | 答え |
|---|---|
| 地上波の歴代視聴率1位 | 初恋(KBS2・1997年)65.8% |
| 地上波以外の歴代1位 | 夫婦の世界(JTBC・2020年)28.4% |
| tvNの歴代1位 | 涙の女王(2024年)約24.9% |
| 日本で韓流ブームを起こした名作 | 冬のソナタ・宮廷女官チャングムの誓い |
| 最近の日本での名作 | 愛の不時着・トッケビ・梨泰院クラス・涙の女王 |
数字で選ぶなら視聴率、見やすさで選ぶなら日本で人気の名作、と使い分ければ、歴代の韓国ドラマから外れのない1本が選べます。
2025年の話題作も知りたい人は、2025年の韓国ドラマおすすめも参考にしてください。
